安易な検索でフェイクに踊らされるな!正確な情報を得るためのコツ

最近はネットで何でも調べることが出来るようになりました。

ひと昔前までは本で調べても見つからなかったことさえ、今ではネットで検索すれば正解を見つけることが出来ます。

しかし、中には全くデタラメな情報や、悪意のある情報根拠のない情報なども流れていたりします。

情報オーバーロードなどとも呼ばれますが、情報過多によって必要な情報が埋もれてしまっています

そんな時、情報を得る側がきちんと情報を判断すること「情報リテラシー」が必要になります。

ということで、今回は情報の調べ方についてご説明していきます。

ネット検索では3つ以上の意見を参考にしよう

ネットで検索を行うと、大抵の場合上から順に同じような情報が表示されます。

全ての場合において同じとは限りませんが、似たり寄ったりの内容で書かれていることがほとんどです。

ですので、ネット上の情報、一方向からの情報だけで判断するのはとても危険です。

ネットで検索を行う場合は、きちんと別方向からの意見も参照して考えることが必要不可欠です。

そもそも、情報を発信する側、ブログやサイトを作成している人は、その情報に責任を持つことがありません。

どんな情報であれ、得た情報を基に他人に情報を提供するという場合は、より多くの角度からの情報を確認したうえで、正確な情報を得るように心がけましょう。

また、複数の情報から自分自身の意見を確立させることができればより信頼を得ることにつながります。

情報の出所を確認しよう

ネット検索で訪問したサイトに、情報源が記載されていれば、極力原文を見るようにしてください。

先にも述べましたが、ブログやサイトの運営者は、その情報に責任を持つことがありません。

そのため、情報発信者の中には他サイトの情報をそのまま転記しているようなものもあります。

これだと、基となったサイトの情報に誤りがあった場合、そのサイトを参照したサイトも誤った情報を発信していることになります。

例えば、最初に原文の解釈を誤った形で発信したものが拡散された場合、事実とは違う情報を把握してしまっていることになるわけです。

また、情報の発信者の選定にも気をつけましょう

例えば、確定申告の情報を検索する場合、税理士や税務署の意見一般の申告者の意見どちらが正しいと思いますか?

労働問題にしても、社労士や労働局の意見一般の労働者の意見では、どちらが法律に即した正しい意見を言っていると感じますか?

法律やルールは、必ずしも正論だけで語れる問題ではありません。

正論はある人にとっては正論だとしても、別の人には正論とはならない場合があります。

そのために、税理士や社労士、弁護士など特定分野について専門的な知識を積んだ人がいます。

それらを管理する行政機関があるわけです。

物事を判断をするのに必要な情報が、行政機関のホームページに乗っているのなら、その情報が正解に近いということです。

さらに気になるということであれば、その情報を行政機関に確認してみるというのも一つの手です。

自分の主観・先入観をなくす

情報を得る上で一番大切なことは、自分の主観や先入観をなくすことです。

物事を考えるときに、人は自分の置かれている立場や状況、希望や自分の持つ常識に沿って情報を探しがちです。

しかし、常識として思っていたこととは違うことが、判断基準になっていることが世の中には多くあります。

あなたの持つ常識で物事が解決するなら、そもそも情報を得るはありません。

情報を探す際には、心を穏やかにし、謙虚な気持ちで臨むようにしましょう。

ただし、情報を得た後には自分自身の考え方も確立させましょう。

正しい情報を基に、「法律上は○○となっていて、判例では▲▲となっているけど、自分自身は■■だと思う。」と考えることを癖にしてください。

例えば「上司や先輩は○○と言っているけど、僕は■■だと思う。」という考え方を捨てないでほしいのです。

世の中のルールは、そのときの状況に応じて作られたものです。

これは、あくまでもルール制定時の状況に応じたものですから、めまぐるしく変化するこのご時勢に合っているかどうかの検証は随時行われなければなりません。

まとめ

最近は、本当にいろいろな情報が流れていて、本当に正しい情報なのかが分かりにくい状況となっています。

複数の方面から客観的な目線で情報を探し、公共機関から情報が発信されていないか、専門家の意見はないかを調べ、最後はきちんと自分で判断をする。

上司や先輩からの指導は鵜呑みにせず、なぜそのようにする必要が有るのかを調べ、正確な情報から納得したうえで指示に従う。

情報社会で生き抜くために、偏った情報に頼らず、自分の目・耳・鼻でくまなく調べて、正しい判断するようにしましょう。

そして、正確な情報と正確な情報を基に現状の間違っていることを正していくように、世の中のさまざまなことに対して疑問を持つよう心がけましょう!

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